ビートルズがいた夏
トリプルアップ配給協力作品
2026年7月4日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか、全国順次公開!
2026年ビートルズ来日60周年記念作品!
第81回ヴェネチア国際映画祭正式出品/2026年ヨーロッパ映画賞ショートリスト
1965年8月、ビートルズがシェイ・スタジアムへやって来た。
すぐ隣では楽天的な未来に溢れた万博が開かれ、
西海岸では大規模な人種暴動が起こっていた。
歓声の裏にあった静けさ、始まりの中にあった終わり。
青春だった・・・そしてきっと "さよなら" だった。
ポール・マッカートニーが「未来のノスタルジア」と呼ぶビートルズの小さな名曲「Things We Said Today(今日の誓い)※」 をタイトルに冠した本作は、1965年8月13日ビートルズの4人が、音楽史上初のスタジアム・コンサートのためにニューヨークに降り立ったところから始まる。
ビートルマニアと大勢の若い熱狂的ファンが、4人が宿泊するホテルの窓から見える彼らの姿を求めてマンハッタンの街を駆け巡る。しかし、それはこの熱い夏の週末の物語のほんの一部に過ぎない。同時に、シェイ・スタジアムのすぐ隣では「相互理解を通じた平和」というテーマを掲げたアメリカ史上最大の万博が開かれ、西海岸では人種差別に抗い34名が死亡したワッツ暴動が起こっていた。
※Things We Said Today(今日の誓い):ビートルズが1964年に発表したアルバム「ハード・デイズ・ナイト」に収録された楽曲で、ポール・
マッカートニーが主に作曲した。若い恋人同士が交わした言葉や約束を、将来振り返る視点で描いている点が特徴で、当時20代前半だったポー
ルが、関係の不確かさや時間の流れをすでに意識していたことがうかがえる。曲調は哀愁を帯びたマイナーキーで、ビートルズ初期の明るく快
活なラブソングとは一線を画す内省的な雰囲気を持つ。この楽曲は、彼らが単なるアイドル的バンドから、感情や時間を主題にした成熟した表
現へと移行しつつあったことを示す重要な一曲とされている。
本作は、ルーマニアの巨匠監督アンドレイ・ウジカが、処刑された独裁者を描いた彼の記念碑的作品「ニコラエ・チャウシェスクの自伝」以来となる長編作品として10年以上の歳月をかけ作り上げた新たな都市交響詩。ハーレムからロングアイランドのジョーンズビーチまで、ありふれたものから魔法のようなものまで、ニューヨークとその人々を多様な視点で描いたこの作品は、100時間以上のニュース番組と100時間の個人の8ミリフィルムから抜粋したアーカイブ素材ですべてが構成されている。
そこに、フランスのアーティスト、ヤン・ケビによるアニメーションを重ね合わせ、主人公の詩人ジェフリー・オブライエンとヒロインのモデルとなったコンサート・ファンのジュディス・クリステンの個人的な文章、およびウジカ自身が1972年に書いた詩を用いた声を加えている。
この想像力に富んだドキュメンタリーは、歴史からやがて消え去ってしまう儚くも忘れがたい瞬間を、感動的かつ独特の詩的なセンスで蘇らせる。
ストーリー
主人公ジェフリーは、ニューヨークで最初にビートルズの曲を放送した人気ラジオDJの息子で作家を目指す17歳の感受性豊かな少年。ビートルズを愛してやまない蝶の化身のような少女と出会い、その特別な夏の数日をともに過ごすのだった・・・。
CAST
トミー・マッケイブ(Tommy McCabe)…ジェフリー(声)
南カリフォルニア大学演劇学部を卒業したアメリカの若手俳優。2025年には舞台 Corktown '39(ロサンゼルス)に出演。若手俳優として注目を集めている。
テレーズ・アザラ(Therese Azzara)…ジュディス(声)
ニューヨークを拠点に活動するアメリカの若手女優・パフォーマー。インプロ(即興演技)やスケッチ・コメディを得意とし、舞台、モーションキャプチャ、映画、ウェブシリーズなど多様な形式で演技経験がある。
シェア・グラント(Shea Grant)…シェリー(声)
サラ・マクラスキー(Sarah McCluskey)…キャロル(声)
STAFF
監督・脚本:アンドレイ・ウジカ
編集・サウンドデザイン:ダナ・ブネスク
録音・ミキシング:ダナ・ブネスク、ギヨーム・ソリニャ
VFXスーパーバイザー:オルガ・アヴラモフ
ドローイングアーティスト:ヤン・ケビ
リサーチ責任者:アンナ・クーリヒ
プロデューサー:ロナルド・シャマー、アナマリア・アントチ、アンドレイ・ウジカ
エグゼクティブ・プロデューサー:ヌレディン・エッサディ、アンダ・イオネスク、エルヴェ・シャンデス、
ケント・ジョーンズ、アンナ・クーリヒ
字幕:福永詩乃
配給:オンリー・ハーツ
劇場営業:トリプルアップ
宣伝:山形里香
原題:TWST(Things We Said Today)
2023年 / フランス・ルーマニア / 英語・フランス語・ドイツ語 / 85分 / 1.78:1
© LES FILMS CAMÉLIA, MODERN ELECTRIC PICTURES, TANGAJ PRODUCTION, ARTE FRANCE CINÉMA, L'INSTITUT NATIONAL DE L'AUDIOVISUEL, 2024






























