ドント・ルック・バック DON'T LOOK BACK
トリプルアップ配給協力作品
2017年5月27日(土)よりK's cinemaほか全国風に吹かれてロードショー!
1965年─時代もボブ・ディランも変わろうとしていた。
「時代は変わる」「アナザ―・サイド・オブ・ボブ・ディラン」をリリースし、アコーステック・ギターからエレクトリックの持ち替え転換期を迎えたディランは、ステージでもバンドを使ってサウンドのロック化を進めていった。この転身は、当時多くのファンに衝撃と混乱をあたえたが、同時に"フォーク・ロック"のム―ブメントへのきっかけを作った。
ストーリー
この映画は「サブタレアン・ホーム・シック・ブルース」がヒットしていた頃の1965年4月~5月、英国ツアー中のボブ・ディランを追ったドキュメンタリーである。フォークを歌う詩人からポップ・ミュージックへの変革者へと進化しようとしていたディランの姿が、鮮やかに映像に刻まれている。世界初のPVとも謳われたオープニングシーンから、ディランの数々の演奏、舞台裏の風景、ライブ後のパーティでの悪ふざけ、記者へのこき下ろし、熱烈なファンの様子などが、監督ペネベーカー特注の同時録音方式の16ミリキャメラで映し出されていく…。
そして、73年7月3日、ロンドンのハマ―スミス・オデオン劇場での最終公演。華やかで妖しいグラム・ロックの寵児ボウイは、コンサートの最後で、突然、自らグラム・ロックを葬り去るのだった。
2016年、"偉大なる詩人"としてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの"特別な始まり"を告げた「ドント・ルック・バック」は、公開後50年を経て今なお、驚くべき斬新な新しさに溢れた「音楽ドキュメンタリー史上の金字塔」といえよう。
CAST
ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ドノヴァン、アラン・プライス、ボブ・ニューアース、アレン・ギンズバーグ、
アルバート・グロスマン
STAFF
監督:D.A.ペネベイカー
製作:アルバート・グロスマン、ジョン・コート
配給:アダンソニア、オンリーハ―ツ
宣伝:岩井秀世
デザイン:渡辺 純
配給協力:トリプルアップ
1967年 / アメリカ / モノクロ / 96分 / リマスター版DCP
© 2016 Pennebaker Hegedus films inc.